受けられない場合もある
レーシックは誰にでも必ず受けられる手術というわけではありません。統計上は、五人に一人は手術の適応外になるという統計も出ています。
どういう場合にレーシックの手術が適応外になるのか見ていきましょう。
レーシックができないケース
未成年
子供はまだ視力が安定しないため、レーシックの効果がすぐに薄れてしまったりするため、どこのクリニックも手術を行っていません。何歳からできるか、ということになるとクリニックによっても差があるのですが、一般的には18~20歳くらいから手術の受け入れを行っています。
近視や乱視があまりに強度の人
近視度数が-14D、乱視度数-6.0Dが一般的に限界と言われています。遠視の場合は+6Dです。
レーシックは角膜を削ることで視力を矯正しますので、角膜の厚み以上に削ることはできません。そのため、矯正視力に限界があります。また、角膜の厚みは個人差があるため、薄い人はさらにシビアになります。
眼球に病気がある
白内障、緑内障など、目に病気を持っている場合、多くのケースでレーシック手術ができません。角膜に異常がある場合も、やはりレーシック手術を行うことはできません。
適応外と言われたら?
特に適応外と言われて困るのが、強度近視や乱視の人でしょう。「近視や乱視だからレーシックを受けたいのに、駄目」というのはつらいですね。
しかし、レーシックの技術は日進月歩です。また、ほかにも視力矯正の手術などの技術が新しく確立されてきています。そのため、今「駄目」と言われていても、技術の進歩や、最新技術によって可能になることもあるのではないでしょうか。
ですが、「うちでやれば大丈夫」と安請け合いをするようなクリニックで手術をしてしまうことだけは避けて下さい。
「ほかで駄目でもうちは大丈夫」と言われたら、何故大丈夫なのか、リスクはどんなことが考えられるのか、しっかりと相談して、考えた上で決めて下さい。